2016年8月15日

団体概要

1.設立の主旨

4月14日(木)21時26分頃より、熊本地方を中心に、これまでに経験したことのない強い揺れの地震が多数回発生しています。熊本県や大分県を中心に被害の規模も大きく、今なお多くの方々が厳しい避難生活を強いられています。

被災地においては、今後、復興に向けた長期的な取り組みが必要となる中で、被災者の支援や被災地の復興に関わる組織や団体等におけるICT(Information and Communication Technology : 情報通信技術)の利活用促進や、 ICT を活用した地域防災への継続的な取り組みが課題となっています。

今回、一連の地震発生を受けて、これまで熊本県内を中心に ICT を活用した地域活性化やまちづくり等の活動を行ってきた有志が結集し、様々な支援団体からの協力を いただきながら、熊本市の指定避難所へのタブレット PC の展開や Office365 による情報共有(くまもと R ねっと)などを支援する IT ボランティア活動を行ってきました。

これまでの活動実績や経験を踏まえ、熊本県内を中心とした被害の深刻な地域や被災者に対し、ICT の利活用を支援する活動を今後も組織的に継続、拡大するため、私たちは、復興 ICT 支援チーム「リバイブくまもと」を正式に発足いたしました。

リバイブくまもとは、「Revive KUMAMOTO with ICT = ICT で元気な熊本を再興したい」という願いを形にするため、

  • 避難所における情報共有の支援、被災者支援団体等へのリユース PC 無償提供
  • ICT を活用した避難所での生活支援
  • 避難所支援アプリや地域防災情報共有システムの提供
  • ネットを活用した地域防災学習

などの活動を通じて、ICTを活用した被災地の救援や長期的な復興支援に取り組んでいきたいと考えています。

2.設立にいたるまでの経緯

2016 年 4 月 25 日
熊本市情報政策課からの要請を受けて、熊本市の指定避難所への ICT 活用支援を行う有志が結集。IT ボランティアとして「くまもと R ねっと」の支援を開始。

2016 年 5 月 6 日
熊本市の指定避難所に対する情報共有のための PC やプリンタの展開を開始

2016 年 5 月 25 日
被災者支援や被災地復興に関わる組織・団体等への ICT 支援拡大の準備を開始

2016 年 6 月 9 日
「被災地支援のためのリユース PC 提供プログラム」先行提供開始

3.設立発起人

桐原 光洋(熊本市 総務局 行政管理部) 高橋 征二(熊本市 総務局 行政管理部 情報政策課) 龍治 玲奈(日本マイクロソフト株式会社)
池本 修悟(一般社団法人ユニバーサル志縁社会創造センター) 戸田 真志(国立大学法人熊本大学) 色見 高司(熊本シニアネット)
村嶋 亮一(特定非営利活動法人くまもとインターネット市民塾) 増村 和好(NPO 法人熊本まちづくり) 川口 達哉(マッパー)
菊池 泰宏(特定非営利活動法人くまもとインターネット市民塾) 徳留 和憲(熊本シニアネット) 本間 里見(NPO 法人熊本まちづくり)
北村 士朗(国立大学法人熊本大学) 内山 彰(熊本くろこ屋) 三池 直子
松島 準矢(一般社団法人 社会創発塾) 山室 尚昭(富士ゼロックス)

4.理事

戸田 真志 色見 高司 本間 里見 桐原 光洋 村嶋 亮一 松島 準矢

5.運営委員

内山 彰 増村 和好 高橋 征二 加藤 司 村嶋 亮一 松島 準矢

6.参加・協力団体

特定非営利活動法人くまもとインターネット市民塾 NPO 法人熊本まちづくり 熊本シニアネット
特定非営利活動法人九州環境サポートセンター 一般社団法人ユニバーサル志縁社会創造センター ソフトバンク コマース&サービス株式会社
株式会社サンキュウ・ウィズ Fullon株式会社 株式会社オージス総研
株式会社アンカーネットワークサービス 日本マイクロソフト株式会社 KDDI株式会社
株式会社ヴィネット 富士ゼロックス熊本株式会社  ソフトバンク株式会社